【宿泊レポート:後編】 世界に7軒だけの希少ブランド「東山ニセコビレッジ、リッツカールトン・リザーブ」客室体験記
- 音瀬 陽子
- 8月18日
- 読了時間: 3分
2025年夏、北海道ニセコで泊まった、「東山ニセコビレッジ、リッツカールトン・リザーブ」の後編「客室」のレポートです。*「パブリックスペース」のレポートは 前編 をご覧ください。
北海道ニセコに2020年に開業した「東山ニセコビレッジ、リッツカールトン・リザーブ」。リッツカールトンの最上位ブランドとして日本初となるこちらのホテル、客室数はわずか50室。
実際に滞在して、インテリアデザインの観点からも素晴らしい体験をさせていただきました。

今回私が宿泊したのは、羊蹄山を一望できる「羊蹄リザーブツイン」 52㎡。
ベッドのヘッドボードを飾る可憐な梅の枝が、「花鳥風月」の美意識を静かに表現しています。

ベッドサイドの意匠照明は、まるで月明かりのような柔らかな光✨
心身ともにリラックスできる空間です。

インテリアは落ち着いたブラウンを基調とし、テレビ周りの造作もダークウッドで統一され、落ち着いた雰囲気に。

この客室の最大の魅力は、なんといっても羊蹄山を望む大パノラマの窓。
(最高に美しい羊蹄山の姿を見れて感激しました!)
ここからの眺望こそが、前編でご紹介した「花鳥風月」コンセプトが最も感じられる場所ではないかと思います。
春は新緑の輝き、夏は深い緑の森、秋は美しい紅葉、冬は雪化粧 ─
季節の移り変わりを客室から楽しむことができます。
窓辺のソファに腰掛けて、自然の雄大さを眺めていると、日常の忙しさを忘れさせてくれる特別な時間が流れます。

洗面エリアもゆったりとしたスペースでダブルシンクと大きな鏡が配置されています。
間接照明を効果的に取り入れた空間は、まさに美しさと機能性を両立させたデザインですね。

洗面台には、厳選されたバスアメニティ(パリの老舗コスメブランド・SOTHYS ソティスのアメニティ)が美しく配置されています。
まるで茶道の世界のように、それぞれのアイテムが絶妙なバランスで置かれております。
(考えすぎ?)
水栓とボウルはコーラー製でした。

バスルームの大きな窓からも羊蹄山の雄大な景色を眺めることができます。
お風呂に入りながら四季を感じる体験は、都心部では決して味わえない特別なものです。
写真は撮れませんでしたが、ニセコの天然温泉をひいた大浴場(星空を眺めながら入る露天風呂あり)もありましたよ。
~まとめ~
東山ニセコビレッジ、リッツカールトン・リザーブでの滞在は、単なる宿泊を超えた特別な体験でした。
ニセコの美しい自然と最高のホスピタリティを感じる空間で過ごす時間は、日常を忘れさせてくれる贅沢なひとときとなりました。
客室から望む羊蹄山の姿、季節とともに変化する自然の美しさ、そして細部まで美しく整えられた空間─これらすべてが融合したこちらのホテルは、まさに特別な場所✨
自然の美しさに触れて、心がとても豊かになる特別な滞在となりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^)/
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