こんにちは。インテリアデザイナーの音瀬です。
2023年夏、ロンドンのセント・パンクラス駅からユーロスターに乗り、パリまで行ってきました。乗車時間は約2時間15分ですので、あっという間に着きます。
1日目の宿泊先は「The Hotel Chambiges Elysees シャンビージュ エリゼ ホテル」です。場所は、シャンゼリゼ通りから徒歩5分、エッフェル塔や凱旋門へも歩いて20分程で行ける距離で、とても便利なところです。
1991年に開業した小さなホテルで、元々は19世紀に建てられたパリの邸宅だったそうです。インテリアスタイルは、フランスの王朝時代を感じさせる、華やかでロマンチックな雰囲気。
Entry Hall。壁は明るい色の木製パネル、温かみのある色合いです。
Hallway。決して広くはないですが、心地いいです。
1階ラウンジ。壁面は木製パネルとシノワズリー柄の緞子張り、カーテンは大ぶりなスワッグ&テールのスタイルで、上品かつフェミニンな印象。中央壁際にはアンティークのライティングデスクが置かれています。
隣接するもう一つのラウンジは、赤紫色で統一されています。こちらもスタンド照明とブラケット照明が多く配置されていますね。
1階サロンのようなティールーム。ゴージャスなフレーム付の絵画をフォーカルポイントにし、鮮やかな赤と黄色のストライプ柄の壁紙にオリーブ色の腰パネルを合わせています。ブラックをアクセントに取り入れて、おしゃれな雰囲気ですね。
お部屋はデラックスルーム(26㎡)で、天井高は約296cm。ベッドヘッドの壁面は明るい色の木製パネルと絵画でフォーカルポイントが作られ、その左右の壁面は、やや小ぶりのチェック柄(グリーンとラズベリー色)のファブリックを使った緞子張り。窓際のエキストラベッドは本来ソファになります。
窓際のエリアとベッドエリアが、カーテンで1/3程度仕切られています。カーテンの上部は広げたまま固定になっており、タッセルの上にたるみをもたせて留めています。
またカーテンのサイドには、縦にラズベリー色を入れてアクセントを加えています。廻縁をこのように廻すテクニックも勉強になります。しっかり覗き込んで、作りを見てきました(^^♪
こちらはベッドの上部にカーテンボックスを作り、たっぷりの生地を使って、優雅なフォーカルポイントを作っています。
部屋ごとに異なるインテリア。
洗面化粧台周りは、ホワイトとグレーの大理石です。
いかがでしたでしょうか?
ファブリックの色や柄、家具、内装材、アート(絵画)、照明の組合せで、ここまでロマンチックな雰囲気に。女性にとって憧れるエレガントスタイルになっておりました(^^)
最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^)/
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