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執筆者の写真音瀬 陽子

ラグジュアリーホテル「LA DEMEURE MONTAIGNE」in Paris 前編

更新日:8月14日

こんにちは。インテリアデザイナーの音瀬です。


2023年夏、フランス パリ二泊目は、ラグジュアリーホテル「 LA DEMEURE MONTAIGNE 」(ラ ドゥミール モンターニュ)に泊まりました。

*一泊目はこちら「The Hotel Chambiges Elysees」をご覧ください。



場所はパリ中心部8区に位置し、シャンゼリゼ通りから徒歩5分とても立地がいいところです。


外観は統一されたデザイン、石造りのファサードとアイアンの装飾が特徴的で、とても美しいです。パリではこのデザインをよく見かけますが、これはオスマニアン(Haussmannien)建築と言われ、19世紀のパリを代表する建築様式です。


石造り、建物の高さ、フロアの数(1階を0とし、フランス式6階建てまで)が揃えられ、2階と5階には豪華なバルコニーがあります。対のトピアリーが置かれているところがホテルの入口です。



ラグジュアリー感が漂うコンテンポラリーな雰囲気のロビーです。羽根で作られたシャンデリアは、パリの工芸アーティスト、ジャナイナ・ミレイロ氏によるもので、とても美しく、幻想的です。



レセプションの背面には、手作業でカットされたガラスの壁面。照明が当たって、陰影がきれいです。




クッションやラウンジチェアに使われている生地には、伝統的な和柄のデザインが取り入れられています。




ロビー空間の内装材、家具等の色使いや配灯の仕方……すべてが計算されており、本当に素

晴らしいです。



こちらはロビーに隣接している部屋で、ビリヤードができます。壁面は総パネル、奥の壁にはフランスを代表する哲学者、ミシェル・ド・モンテーニュのポップな肖像画が飾られています。写真を撮るのに夢中で、ビリヤードをするのをすっかり忘れていました(^^;)



バーラウンジ。照明、絵画、家具との色使いと柄合わせが素敵すぎます!



ロビーに隣接しているバー。奥にはBlue yardと呼ばれる中庭が見えます。




Blue yardと呼ばれる中庭です。左上の写真をよく見ていただくと、空中に三羽の鳥が飛んでいます。こちらはフランスの彫刻家、フランソワ・ラヴラ氏によるものです。


こちらの朝食は、どれを食べても本当に美味しかったです。紅茶を頼んだら、なんと南部鉄

器の急須に入ったお湯が運ばれてきました。急須のリブとガラスコップのリブ……これは計算されているのか、偶然なのか……どちらでしょう(^^)  


お皿やナプキン、家具の張地、お花や小物にいたるまで、すべて計算されていますね。



中庭の隣のエリアでも、朝食をいただくことができます。




ロビーから客室へ向かう廊下です。



階段の手摺や手摺子のデザイン、カラー……どこを見ても気になって仕方ありません。




階段、廊下を通り抜けて、お部屋へたどりつきます。もちろんエレベーターが使えます !(^^)!


長くなってしまいましたので、お部屋の紹介は次回させていただきますが、ホテル全体が本当に美しく設えられており、細部に至るところまで完璧です。その素晴らしさに、一人ニヤニヤして興奮している私でございました。(*^-^*)


最後までお読みいただき、ありがとうございました^_^

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